比企郡は埼玉県のほぼ真ん中に位置し、関東平野から秩父山地へと続くところに位置しています。
上の地図では、黄色部分の上部にあたります。
小川町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、鳩山町、吉見町、川島町の7町から成り、
隣接する東松山市と秩父郡東秩父村も含めた広域圏を作っています。
東側の平野部は水田が広がり、
中央部はなだらかな丘陵地帯で里山の風景が見られ、
西側は標高500〜800mほどの外秩父と呼ばれる山地になっています。
東京・池袋から北西に走る東武東上線で1時間ほどですが、比企郡には豊かな緑が残っています。
首都圏にありながら希少な動植物も数多く見つかっている、貴重な自然が広がる地域です。
埼玉県は、晴天率が全国一です。
そんな埼玉県にあって、関越自動車道が通っていて交通の便がよく、まだ広い土地が残っている比企地域は、
太陽光発電には適した場所が多いのでしょう。
事業用のメガソーラー建設を考える企業には魅力的らしく、東松山・東秩父を含めた1市7町1村で、以下の数の太陽光発電施設がFIT認定されています(2021年4月末時点)。
発電出力20kw以上の認定施設件数:1875件
1メガワット(1000kw)以上のメガソーラー:102件
30メガワット以上の超巨大メガソーラー:17件
(経済産業省 資源エネルギー庁の事業計画認定情報 公表用ウェブサイトよりダウンロードしたデータを集計)
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